🔽 何故今デジタルトランスフォーメション(DX)が必要なのか
デジタル技術の進化に伴い、あらゆる業種においてこれまでにない新しい製品やサービス、ビジネスモデルを展開する新規参入企業が続々と登場しています。
こうした時代の潮流の中で、多くの企業では従来の権益を保つために競争力の維持・強化を図る必要に迫られています。そのために求められるのが、デジタルトランスフォーメーション(DX)を急速に進めていくことが最重要となります。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためには、データの蓄積・分析が最重要です。
そしてデータ活用を行うためにはAI ・ IoT・クラウドといった技術の利用が前提になります。
🔽 デジタルトランスフォーメション(DX)に役立つツール
既存事業のプロセスをデジタル化し、データを蓄積する上で役に立つ主なツールには以下のものがあります。
DXに役立つ主なツール | ツール名 |
●RPA利用による業務の自動化 | UiPath、WinActor、BizRobo! |
●ビッグデータの蓄積・BIツールによる分析 | Tableau、Dr.SUMなど |
●クラウドストレージ利用しオンライン上で情報共有 | AWS、Google ドライブ、Dropbox、OneDriveなど |
●バックオフィス業務でSaaSによるデジタル化 | 弥生会計、Freee、マネーフォワードなど |
●営業に関する業務プロセスを自動化(SFA) | SalesForce sales Cloudなど |
●マーケティング分野でのMAツール、CRMなどによるデジタル化 | Marketo Engage、SATORIなど |
🔽 デジタルトランスフォーメション(DX)の構造
デジタイゼーション/デジタライゼーション/デジタルトランスフォーメション(DX)の関係を下図に示す。
企業がデジタルトランスフォーメション(DX)の具体的なアクションを設計できるように、DXを3つの異なる段階に分解する。
①アナログ情報をデジタル化する局所的な「デジタイゼーション」を行う
②プロセス全体もデジタル化する全域的な「デジタライゼーション」で新たな価値を創造
③その結果として社会的な影響を生み出すのが「デジタルトランスフォーメーション(DX)」
(出典:経済産業省 DXレポート2- 令和2年12月28日)