近年注目されている分野にRPA(Robotic Process Automation)ツールがあります。
RPAを活用すれば定型的な業務を自動化し、人は柔軟な判断を要する業務に集中することができます。

RPAは、直訳すると「ロボットによる業務プロセスの自動化」になります。RPAの活用で単純な作業をソフトウェアのロボットを利用して自動化し、業務のスピードアップ、業務負担の軽減、業務全体の効率化でき、大きな業務時間削減効果が得られます。

 

RPAの特徴

RPAは他の自動化手段よりも比較的低いITスキルで、複数のシステムやアプリケーションの処理を自動化できることが特徴です。

RPAマクロ機能システム
 特徴異なるシステムやアプリケーションをまたぐ処理も可能特定のアプリケーション内の自動化が基本設計次第で様々な処理を実現できる
 ITスキル
 期間
 コスト小~中

RPAのメリット・デメリット

メリットデメリット
業務効率化・生産性向上が期待できる

RPAはルールが明確に定まっている提携業務を自動化することに長けたツールです。RPAを用いることで、業務の効率化や生産性の向上が期待できます。

低コスト・短期間で導入可能

RPAは比較的低コスト・短期間で導入可能です。一般的にゼロからシステムを開発するよりは、既にリリースされているソフトウェアを活用した方が導入までの期間は短くなります。

急な業務変更への対応は難しい

RPAは定型ルーチンへの対応を得意としていますが、反面、柔軟な処理は苦手分野です。そのため急な業務変更への対応は難しいといったデメリットがあります。

RPAの検討ポイント

PRA導入の基本的な流れと検討ポイントを以下に示します。
1.事前検討
2.企画・予算化
3.調達
4.構築

(出典:自治体におけるRPA導入のすすめ 2021年1月発行)